元気モリモリブログ

元気いっぱい

二十代も半ばというのに

 

できるだけ働きたくないし

めんどくさいことは

めんどくさいからしたくない

嫌な思いなんか1mmもしたくない

基本的にめちゃくちゃ褒められたい

ずっと本読んだりゲームしてたりしてたい

 

 

でも働かないといけない

労働の是非とかありかたとか

そういうのはともかくとして

とりあえず

いまの社会のシステム上

働かないと食っていけない

 

 

だから働くのであるが

本読んだりゲームしたりする

この貴重な時間を

割くわけなんだから

働くことのなかの「嫌さ」を

できるだけ取り除きたい

めんどくさいけど

嫌な思いしたくないし

 

 

だから例えば

高級なスーツとか靴とかを身につけたり

可愛い文房具を使ったりして

皆それぞれの方法で

気持ちをアゲて

仕事の嫌さを減らそうとするわけじゃない

 

 

しかし

嫌な思いをたくさんしてる人の方が「偉い」

と考えている人って

わりと多くいて、

そういう人たちにとっては

仕事のなかの嫌さを減らすという行為は

まさにタブーなんですね

 

 

まぁ「嫌な思いしてます!」

とアッピールしていればそれは

「これ以上私に嫌な思いさせないで下さい!」

という表明にもなる

嫌な思いを盾にして

さらなる嫌な思いを防いでいる

 

 

仕事なんてしたくないが

どうせしなくちゃいけないなら

できるだけ楽しくしたい

楽しくするにはやっぱり仕事が

上手くならなくちゃいけない

 

 

だけど、

嫌な思いをしてる方が偉いという

ヒエラルキーの中ならば

そんなこと考えること自体

御法度、退場なんですね

 

 

結果そこに何が残るかといえば

「嫌な思い」だけですよ

地獄じゃない?

 

 

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話は逸れるけど

 

文句言うのって簡単で、

「ここがダメ」「ここが変」って

ツッコミを入れるのって

誰でもできるんですね

 

 

昔 就活のとき

某広告代理店の課題で

「外国人に角ハイを

宣伝するにはどうすればいいか」

というのが出され

 

 

こんな大手広告代理店を受ける人たちは

きっとみんなスゴイ人に違いない

→きっとスゴイ奇想天外な解答が

ゾロゾロ出るに違いない

→僕には到底無理だ…

とサッサと逃げ出したんですが

 

 

採用されていたのはけっこう普通な案で

 

 

「こんなもん誰だって考えつくわ」

「ってか日本語としておかしくない?」

などと一丁前に寸評してしまったのですが

 

 

「誰だって考えつく」のに

少なくとも僕は考えつかなかったわけで

 

 

「誰だって考えつく」ことを

一番最初に考えついたヤツが

一番エライのです

 

と思いました

 

 

とにかくまぁ文句言ってないでさ

オモチロイこと考えていかない?

だめかな

 

 

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いちおう言い添えておくと

嫌な思いをして

何かを成し遂げることは

それはとても立派なことだし

賞賛されるべきことだ

 

 

だけど単に

嫌な思いをした!→偉い!

というのは

ちょっと単純過ぎやしないか?

 

 

タチが悪くなってくると

 

私は嫌な思いをした!

→お前も嫌な思いをしろ!

と恐怖の呪い攻撃をしかけてくるようになる

 

 

結果そこに何が残るかといえば

「嫌な思い」だけですよ

地獄じゃない?

 

 

 

嫌な思いの連鎖って

どうやったら断ち切れるんだろう…

 

 

思うに

 

 

人って

ほとんどの場合

もう二度と会うことないじゃないですか

 

 

「二度と会わないんだから

嫌な思いをさせてもいい、

自分がどう思われたっていい」

 

と考えているんじゃないでしょうか

 

 

二度と会わないんだから→丁寧に振る舞おう

 

 

となったらステキですよね

ステキ社会到来です

 

 

このあいだ

車で右折待ちのとき

藤岡弘、似の営業マンが

ビシッッと道を譲ってくれたので

嬉しくなっちゃって

その日はステキDayでした

 

 

みんなでステキDays、つくっていこうな…

 

 

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いやしかしまぁ

嫌な思いをすること

嫌な思いをさせてしまうことって

どうしたってあるしね

それをヤダヤダ言ってると

子どもみたいなんだけども

 

 

マシな大人になりたいやね

マシな大人になりてぇんだ俺は

 

 

 

 

 

 

 

最近本読んでません

忙しくて

だめですねぇ

 

 

加藤典洋橋本治

いなくなってしまって

これを機会にというのも変だけど

いまさらながらその人たちの

積ん読に手を伸ばしております

 

 

読みさしだけれども

橋本治『「わからない」という方法』

とてもおもしろいです

 

 

ステキの国の到来はすぐそこ…

 

 

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